SICKSというコント番組
Amazonプライムビデオで、『SICKS〜みんながみんな、何かの病気〜』という番組を観ました。
(Amazonプライム会員 なら視聴無料です)
お笑い芸人おぎやはぎとオードリーを中心に、世の中にいる「ちょっと病んだ人」を取り上げて演じるコント中心の番組です。
例えば、
・レビュアー病
上から目線で飲食店を評価するグルメブロガー。「この店は俺が育てる」系。
・ガチ恋病
妄想と現実の区別がつかず、好きな芸能人を自分の妄想に仕立て上げてしまうオタク。
・バズりたい病
Webニュースで注目を集めるために、過剰にあおった見出しをつけるギョーカイ人。
といった濃いキャラ達が繰り広げるコントは、深夜番組的ですがなかなか面白いです。
〜みんながみんな、何かの病気〜
正直、このサブタイトルが、初めすごく胸に刺さったんですよね。確かにそうだなって。
これを読んでるあなたにも、ひとつくらいの病、ありませんか?
女性なら、買い物が好きすぎる病とか、部屋散らかし病。健康オタク病、人に気遣う病、1円単位で節約しちゃう病・・・などなど。
きっと1つくらいはあるはず。
病みは強み
○○病って、いうけど実は、それって「強み」なんですよね。
(※ここでいう「病み」という表現は、疾病・疾患とは異なります)
本人は気づいていなくても、自己嫌悪やコンプレックスでしかなくても、他の人より数倍時間をかけたり、熱を帯びているなら、知識だって豊富に持っています。
マルコムグラッドウェルという人が「天才」という著書の中で、1万時間練習すれば「本物」になれると説いていますが、それぐらい夢中になれるって凄いこと。
番組に出てくる個性派キャラも全員が好きなことに情熱を注ぎまくっています。そして、全体でみるとちょっと呆れるほど笑えるほどの病みだけど、「みんなこういう病ってあるよね」って製作側はいいたいんだなと伝わります。
誰にでもある病みは光になる
病みって必ずしも闇ではなく、裏を返せば光になる。
貫けばオンリーワンになれるし、もしも自分の病みがイヤでも、克服すれば同じような人へアドバイスだってできる。
どっちに転んでも明るいんですよね。
だからこそ、まずは自分の病みを認めること。そして自己否定しないことって大切です。だってみんなそうなのだから。
私自身「部屋を片付けられない病」や、「買い物大好き病」も、今ではブログを通して少し誰かの役に立っていると思うと、光になることを実感します。
誰にでも病はある。
むしろ病んでしまうほど何かに向かって行きたい。
無理なポジティブでも、卑屈なネガティブでもなく、フラットにそう思えるといいなって気がします。
あなたの闇が輝きますように。