この前、担当のネイリストさん(日本人)と話していたときのこと。
彼女の旦那さんはドイツ人で、二人は2018年にミュンヘンからアメリカに越してきたばかり。ヨーロッパとニューヨーク、そして日本の文化の違いを話しながら、少しづつ仕上がるネイルをながめるのは私のリラックスタイムの一つ。
(淡いピンクとパープルの中間色)
で、彼女たちが週末にインテリアショップに行ったというのだけど、いつもキッチン雑貨や食器を探すときに、旦那さんには明確なルールがあるそう。
それは、重いかどうか。
遠くから見て、素敵な大皿やナイフでも実際に持って軽いと「これはダメだね」となるんだそう。
その発想が私にはすごく斬新で、さすがベンツみたいな頑丈な車を作る国だ…!と思ってしまった。
モノ選びの基準
日本にいた頃、シンプルな暮らしを好む人は、割と「軽いが正義」みたいなところがあると感じていた。欧米は、日本よりもやや重厚感を重んじる傾向があるかもしれない。
ちょっと良いフレンチのお店では、お皿は十分な厚みがあって料理に合わせて温められているし、フォークなんかもうっかり落としたら冷や汗を書きそうなほど重い。ストウブのお鍋もそうだ。
その話を聞いて、モノ選びの基準がはっきりしているのは良いなぁと思った。
そういうマイルールがあるひとが好きだ。
モノを見渡して共通点を探す
そういう自分なりの基準って、はっきり持ってる人もいれば、”ときめき”だけをたよりに選び、全く統一感のない人もいる。
もし、自分もそういうルールが欲しいけどまだ見つかっていないという人がいたら、自分の持ち物からジャンルごとに共通点を見つけ出すのが良いと思う。
手持ちの食器をみると、そこには何か共通点がある。
例えば、お皿の8割は白とか、ほぼニトリか無印、旅先の工芸品が多い人もいる。ここに100人いたとして、全て同じ食器を使っている人なんているだろうか。
ということはつまり、モノを並べた先にはきっとあなたの個性があるし、そこにもし不似合いなものがあれば、手放すという選択肢もありということだ。
私の食器事情
わたしの現在はというと、今はルームシェアで家にあるお皿を使っていて、ベージュ、無地のザ・シンプルなもの(厳密にいうと自分の皿ではない)
その前の家では白いIKEAのセットを使っていた 。
現時点では、食器を所有しないというのがある意味ルールになってしまっているけど、素敵なお皿があったら良いなとは思っている。
今、食器を買うなら何を選ぶ?
私が食器を選ぶ基準は、
✔︎和洋中どの料理にもあうデザイン
✔︎電子レンジ使用可
✔︎食事も映えるキレイな色
食器はめったに買いかえることがないし、沢山買い揃える必要はないので、ちょっと良いものを少し持つくらいがちょうど良い。
そんな目線で、今買うならどんな食器が良いかピックアップしてみた。
1.BRUNOのセラミックプレート
おしゃれなホットプレートから人気に火がつき、テーブルが華やぐキッチン雑貨に定評のあるBRUNO
有名なのはこれ↓
BRUNOのセラミックプレート(っていうとカッコいいけど、つまりお皿)は、白とグリーンの柔らかい色合いやデザインがどの料理にも合いそう。お皿の縁のデザインが凝っていて、さらに重ねおきできるのもポイントが高いですよね。食洗機・電子レンジも対応可能。
2.イッタラのティーマ
北欧キッチンブランドの中では、メジャーなイッタラ。
中でも使い勝手が良いサイズ感とカラーが好きなティーマは、日本にいた頃に中皿やボウルなどメインのお皿としてフル活用していた。
▼ティーマを使った家ご飯の写真はこちら
特にターコイズブルーのお皿(21cmプレートと15cnボウル)がとても気に入っていたので、また購入しても良いと思える逸品。
3.奮発するなら 有田焼などの工芸品
海外に暮らしていると、日本の工芸品の美しさや、特に和風の色のモノを見ると時々その美しさにハッとする。
あまりなじみのない伝統の工芸品も、これでご飯タイムがウキウキするなら大皿の1枚くらい奮発して買っても良いんじゃないかと最近思う。
とくにラグジュアリーなアリタポーセリンラボのJAPAN CHERRYヤエというシリーズ。八重桜からとった綺麗なサクラ色。(冒頭のネイルカラーとも何となく似てる)
私のモノ選びのルールは、この皿を見ていただければ理解いただけます
なんて言ってみたい、いつの日か。
See you!