旅の荷物は何のため?
今、バケーションに向かう途中のクアラルンプールのラウンジにいます。
ここ10年程、ほぼ毎年休暇は海外で過ごしていますが、今回初めてスーツケースなしの旅に挑戦しました。
昨年の1週間セブ留学では持ち物を機内持ち込みスーツケース1つに納めてましたが、
今回はエルベシャプリエの普段使いのリュックにPCを入れるエコバッグ一つ。
バックパッカーのそれとは違う「リュック1つで海外」はシンプルノマド旅を目指す私のちょっとした憧れだったので、念願叶って嬉しいです。
と、同時に今まで大型スーツケースに何を詰め込んでいたんだろう?ちょっと振り返ってみました。
マキシマム時代の旅行持ち物一例。
■ネックピロー
■むくみとりのメディキュット
■マスク、湿布、正露丸等→使いきれず余らせる。
■美容グッズ・化粧品サンプル→使いきれず持ち帰る。
■下着の着替え日数+1〜2枚
■傘とか、読むか迷ってる本etc
■旅用に新しく買った洋服
これらをリモワのスーツケースに入れていました。
今なら言えるけど、「旅先で最高の自分を演出しよう!!」という気持ちが前面に出て、なんだか頑張りすぎていました。
雑誌モデルが旅行カバンの中身特集でオススメしている商品(休足時間や、機内用のマスク、リコラの喉あめとか)をみて「おしゃれ旅するなら同じの用意しなきゃ〜」って、鵜呑みにしていたんです。
海外で新鮮な景色を見たり、日本で味わえない経験をするのはもちろん好きなのですが、海外ドラマみたいにオシャレしてハジけて遊ぶのに夢中でした。
「旅を快適にするモノ」という言葉にひきづられて、たくさんのモノを持ち運び、結局は荷物の重さからくる疲労や帰宅後の後片付けなど快適さから遠ざかっていたことも。
今は、旅先と旅の目的に応じて、本当に必要なものを持つことこそが「快適な旅」づくりだと思っています。
だから今回は必要最低限の持ち物に厳選することができました。
家の中も同じ。
旅に限らず、今まで手放したものの多くは、便利で快適にするためのモノでした。「生活必需品」ではなく、生活に彩りを添える「付加価値」を求めたものです。
その付加価値が、自分の大好きでときめく大切なモノという基準なら良かったのですが、その価値基準さえも世間的なモノサシに合わせ、その結果モノを大切にできていませんでした。
モノに溢れ、ストレスを貯めたら本末転倒。ファッションもおしゃれも好きだからこそ、しっかりと自分の価値基準を持つことが自分を大切にすることにもつながります。
華やかな免税店を横目に、リュックサックを背負い、そんなことを考えて歩くと、いつかの頃の自分よりも、今の方が自分らしいなと感じたのでした。
最新情報はtwitterでチェックしてね→@SimpleMGY
インスタもやってます→Instagram.com/simplist.maggy