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NYへの引っ越し時の持ち物
昔から、「海外に引っ越し」と聞くと、荷物はどうするのだろうと疑問に思っていました。子供のころから、服やアクセサリー、雑貨が大好きで、海外に全ての所有物を持ち運び、それを置いておける部屋を探せるイメージが湧かなかったんですよね。小学生で初海外旅行、その後もいつかは海外を夢見ていた少女が20年近くその思いをこじらせていたのは、モノを持ちすぎていたのも一つの理由でした。
そんな私が、全財産を持って、北海道の田舎町からニューヨークにやって来ました。
トランク一つとまでは行かなかったけれど、
✔︎引っ越し業者は使わず、
✔︎実家に預けている私物はゼロ、
✔︎今あるモノが全財産
の状態で来ることになったので、
その時の量感や、何をどういう風に持ち運んだかを紹介したいと思います。
2019年渡米時の全持ち物
バッグは合計4つ
①マイケルコースのA4バッグ
②3.1philip limのキャンバスボストン
③リモワのサルサエアー84ℓ
④小型スーツケース
順番に紹介していきます。
機内持ち込み:マイケルコースのA4バッグ
シンプルな暮らしを始めてから、モノを長く使うようになったので、このバッグは過去にもブログでよく紹介してきたものです。
飛行機の機内持ち込み荷物には、ノートパソコン、パスポートやお財布のほか、入国に関する書類・空港到着後から現地宿泊先(家が決まるまでAirBnBに泊まっていました)に必要な紙情報、イヤフォン、充電器、メイク用品などを入れていました。
普段の荷物とほぼ変わらず。
機内預け荷物:3.1philip limのキャンバスボストン
最低限の洋服は圧縮袋に詰めて、全てこのボストンバックの中に収めました(季節問わず)。在米歴の長い先輩から、洋服などのかさばる物は、スーツケースよりも大きめのドラムバッグやボストンバックの方が重量制限ギリギリまで入ると教わり、一時帰国時にその通りだなと感じたので、この方法で持ち込みました。
渡米にあたり、もともと持っていた洋服を更に3割くらいまで減らしました。セーター2枚、Tシャツ3枚、ロングTシャツ1枚、ヒートテック1枚…というように1カテゴリにつき3着以内、中タオル1枚、スニーカーなどを収めてきました(それでもチャック閉めるのにとても苦労しました…)
機内預け荷物:リモワのサルサエアー84ℓ
車輪も重量も軽くて使いやすいリモワのサルサエアー(現在はエッセンシャルライトという名前に代わり、81Lが主流のようです) 。中には以下のようなものを収納しました。
✔︎ライダース、テーラードなどのジャケット類(シワになるし痛むので圧縮袋に入れたくなかった)
✔︎靴(エナメル靴、スニーカー2足、ビーサン)
✔︎コスメ・コンタクト用品(すぐに使うもの)
✔︎下着類(潰れないように)
✔︎ショルダーバック・サングラス・アクセサリー
✔︎ガジェット類
✔︎貴重品類(日本の免許証や通帳、印鑑など)
ミニマルとかいいながら重量制限ギリギリまで詰めました。下記の記事でも紹介しましたが、スーツケースの重さを測るラゲッジスケールにはかなり助けられました。
機内手荷物その2:小型スーツケース
スーツケースを1人で2つ持って移動するのは実はとても体力も神経もすり減ります。なので、極力避けたかったのですが、どうしても避けられずスーツケースを追加しました。中には、どうしても捨てられなかった写真や紙の書類、タイツ、NYに住む友人へのお土産など、上の3つに収まりきらなかったものを細々と入れました。
余談:これいる?いらない?
海外引っ越しではよく、日本の調味料、インスタント食品、コスメなどを持っていくべき?という話を聞きますが、私は最低限でまずは生活を始め、あとは現地のモノを買って試してみる方が好きです。
日本のBBクリーム、眉マスカラ、そして丸美屋のごま塩(笑)は持ってきましたが、NYでは高値ですが日本の商品も最低限は手に入りますし(NYには無印、ユニクロ、ダイソー、紀伊国屋などがあります)、いざと慣ればオンラインショッピングで購入することも可能です。
総括
(空港での荷物ピックアップ待ち)
モノを手放すことには慣れているつもりでも、最後の最後までボールペン1本、靴下1足、持つべきか持たざるべきかと選択を繰りかえしました。
中には、何週間も捨てるか迷ったり、ゴミ箱に入れては翌日にスーツケースに戻したりを繰り返したものもあります。
お気に入りの洋服やカバンもいくつか泣く泣く手放しました。
それは想像以上に辛いことでもあったのですが、その代わり「いま、無駄なものは何一つない」と言い切れるだけの厳選したモノに囲まれて、新しい生活を文字通りゼロから作ることに腹をくくれた気がします。
現在の私物や洋服も紹介していきたいと思っていますので、よかったらまた遊びに来てください