ファッションのプロセス
前回の記事はこちら
今回はこの続き。
どんな物事も、目標が決まった後に、
それを課題に落とし込んで、
地道にプロセスを進行するというところが難しいものです。
ファッションのプロセスでいうと、
1.あの人みたいになりたい
↓
2.同じ髪型、似た洋服を買う
↓
3.絶望的に似合わなくて挫折
というプロセスを経験したことがある人は多いはず。
そうなると、次はどうやってアプローチしたら良いかが
わからなくなって方向性を見失うんですよね。
で、「あぁなんかオシャレになるのはもう無理だ、あきらめよう」
となってしまいます。
私も、そのプロセスを経験してきた一人で、
「もう私ってばほんとおしゃれのセンスないわー、はぁ(ため息)」
っていう気持ちを何度も経験してきました。
消去法というメソッド
わたしがお洒落のモヤモヤゾーンを抜け出すことができたキッカケは、
カンタンに言えば「消去法」
「何を着ていいかわからない」
「何が似合うかわからない」
「洋服はあるのに着たい服はない」
そんなファッション迷子のわたしができたことといえば、
「こういう感じにはなりたくない!」
という、いわゆる「そうじゃない方」を判別することでした。
✔️雑誌に出てくるようなセンスの良い感じの女性になりたい
✔️お洒落に見える服を買おう
といった目的だけでは、
じゃぁ私がお洒落に見える服ってどれ??って困ってしまう。
つまり、プロセスが漠然としすぎてて、そこから先に進めなくなるんです。
ですので、前回の記事に書いたように自分の好きなスタイルを探りつつ、
その対極にあるものは排除していくというのは
自分らしいファッションをじっくり浮かび上がらせる上で、
合理的な方法だと思います。
その具体策として、
洋服の絶対数を減らすというのがわたしにとっては最も効果的でした。
プロセスを侮らない
出来ないことなんてない。ただ「プロセス」が多いだけ、という発想法という記事を以前書いたけれど、
自分の中で、やりたいこと、やるべきことことをどれだけ明確にできるかどうかは、
人生を推し進める上で欠かせません。
やらないことを決めて、好きじゃないものを取りのぞいていく。
それは、毎日似合わないなぁと感じながら袖を通す服にサヨナラすることでもあり、
好きじゃない仕事に終止符を打つことだったり、昨日言えなかったNOを
言えるようにしてみたり、人それぞれ違うもの。
まずは、心に感じていることや、
いつか変えたいと思っていることを
直接的な、ドラマティックな変化じゃなくても、
できるところから変えていく。
それが大きな変化に繋がっていくと信じて、
初めていければ良いですよね。