読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

LEAN STYLE in NYC 〜リーンスタイル in NY〜

ムダのないスタイル。そして一歩を踏み出す。

LEAN STYLE

LIFE,STYLE,FASHION,CULTURE,HOME...

この不完全な世界で、不完全な自分を受け入れて生きるということ

ある女性の印象的だった言葉 

先日、歳上女性と話したときに、印象的だった言葉があります。

 

初対面だけど、屈託のない雰囲気を醸し出す方で、私はすぐに打ち解けて、将来のことなどを話した時、彼女はこう言いました。

 

「この不完全な世界で安定を求めるなんてバカげてるって、カーペンターズも言ってたじゃない?」

 

その時には、どの曲の歌詞か思い浮かばなかったけど、後から『青春の輝き』の中に見つけました。有名な歌なので皆さんも聞いたことあるハズ。 


青春の輝き / I Need To Be In Love [日本語訳付き]  カーペンターズ

 

I know I ask perfection of a quite imperfect world.

And fool enough to think that's what I'll find.

こんな不完全な世界で完璧を求めようとしてたの

そしてバカな私は、いつか見つけられると思っていた

この不完全な世界  

f:id:authenticlife:20170317211909j:plain

この歌詞を読んで、いろんなことを考えました。

 

足元が不安定で不完全な世の中で、私たちは知らぬ間に「完璧や安定」を強く求め過ぎているのかもしれないと。

 

正しい生活習慣、美しい所作、安定した仕事、きちんとした暮らし、よりよい人間関係、人並みの生き方…

 

初めはただ、できる限り「良く生きたい」というささやかな願望が、気付けばどんどん「もっと上へ、もっと高く」と自分を奮い立たせていることは、誰にでも経験があると思います。

 

「完ぺきなんてナイよね」と頭ではわかっていても、仕事や恋愛、結婚や自分自身さえも、「あわよくば完ぺきでありたい」と心のどこかで思い、無意識により安定した方へ向かってしまう。時に、そこにたどり着けない自分に劣等感を抱き、誰かを妬んだり、落ち込んだり…そういうことが私は、今までたくさんありました。

 

「青春の輝き」に似たタイトルで、椎名林檎さんの「青春の瞬き」という歌の中にも、こんな歌詞が出てきます。

 


椎名林檎 - 青春の瞬き

 

美しさと正しさは等しくあると

疑わないで居られるのは若さ故なんだ

 

美しいことは正しいこと。そこになんの疑いも持たない。それは若さ故だ。

美しく正しくあろうとして、気づかずに完璧を求めてしまう…カーペンターズの曲と通じるものを感じます。

不完全な自分を受け入れる

「この世は不完全である」

だから完全ではない自分を許す。完全になろうと頑張りすぎない。

 

むしろ「不完全な世界」の「揺れ」に波長をあわせ、わざと揺れやすく建てられた耐震ビルの如く、しなやかに、ときに人から見たら不安定に生きることが、「揺らぐ現代」の中では、かえって「自然」なことかもしれないなぁと思いました。

 

完全であろうとしすぎず、自分の力量以上に自分を大きく見せようとしない。

 

頑張るのをやめるわけではないけれど、少し肩の力を抜いてみる。

 

「この不完全な世界で、不完全に不安定に生きることも悪くないよね」そう言えたなら生きるのがラクになる気がします。

 

それ以来ときおり聞いている「青春の輝き」。胸にスーッと染み込む名曲ですね。

 

青春の輝き

青春の輝き

  • カーペンターズ
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes