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捨てられない症候群の汚部屋住人が溜め込んでいるものリストと、それを共有する意義

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捨てられない症候群のHoarder

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アメリカでは捨てられない症候群の人たちをHoardersといい、同名の人気TV番組は シーズン9まで続くほど関心を集めています。

 

ある調査によると、捨てられない症候群の人は世界に2〜5%いるそうで、アメリカの人口に換算すると、その数は600万人〜1500万人です。

(参照サイト:How many Hoarders in the US? | Hoarders in the US

 

では、そうした人たちは、ただの片付け下手で、だらしのない人なのでしょうか?

 

実はそうではなく、医師の判断や程度にもよりますが、OCDという強迫性障害、つまり自分の意思に反して、ある行為を止められずに反復してしまう病気の一種で、原因は様々ですが、年齢とともに深刻化していくことが多いそうです。

 

この問題について調べている時に、あるサイトを見つけました。

 

捨てられない病についての理解を深めるwebサイトなんですが、

その中にモノを捨てられずに困っている本人やその家族が、

自宅やガレージにどんなものを溜め込んでいるのかを共有・投稿しあう

というページがあったので、少し紹介します。

 

汚部屋住人たちが溜め込んでいるもの(抜粋)

  1. ズボン176着,  ドレスシャツ63枚
  2. 洋服、CD、ビデオテープ
  3. レジ袋
  4. タッパー
  5. 壊れたアクセサリー、ネックレスのチェーン、ビーズ、 プラスティックのジャー、カセットテープ
  6. 洗濯物の計量スプーン
  7. 新聞
  8. 名刺、マッチ箱
  9. 壊れたテレビ、PCのモニター、電球
  10. ファーストフードでもらった小分けの調味量(ケチャップなど)、空ビン
  11. 食べ物
  12. 洗濯用バスケット
  13. 揃ってない靴下
  14. ぬいぐるみ(1000個以上)。服、Eメール、紙類、請求書、レシート。紙袋・レジ袋、写真、CD
  15. プラスチックのフォークやナイフ
  16. 石・砂
  17. メールを印刷した紙
  18. 請求書や銀行の明細
  19. 骨董品、アンティーク雑貨
  20. 古い食料品. 
  21. 空のティッシュ箱、
  22. メール, 石鹸、歯磨き粉
  23. 全年齢の全サイズの洋服
  24. 靴300足、 コート56枚、財布 75 個
  25. ジップロック、プランター、箱、傘、スピーカー、グラス、寝袋、サプリ類、マニキュア、ハサミ、バイク、ハンガー、 ヘアアクセサリー、カメラ、カレンダー
  26. 壊れた車、空きカン
  27. 10年以上前の雑誌。新聞の切り抜き。空の香水瓶や箱
  28. 貝殻、葉っぱ、ボタン、ビーズ、もらった手紙やハガキ全部、学生時代の教科書、制服、写真、古い切手・・・

サイトには現在のところ170の書き込みがあり、これらはほんの一部です。

▷参照サイト:UOCHD: What People Hoard.(英語)

「捨てられない」を理解する

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このリストを見て、どう感じましたか?

 

「こんなのとっておくなんて理解不能…」と思った人もいるかもしれませんし、

「あ、実は自分もまだ捨てられてない…」と共通点を見つけた人もいるかもしれません。

 

私は、リストを見てとても切ない気持ちになったんですが、

それは、かつての‘捨てられない自分’と重なる点があったからだと思います。

 

今でこそモノが少ない環境で暮らしているけど、

かつては食料品ストッカーの中は食べきれない保存食でいっぱいだったし、

ハンガーにかかっていない洋服が床に何枚も散らばっていました。

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(私が当時溜め込んでいた食料品/モザイク処理済み)

 

部屋が散らかっていることへのイライラ

本当に欲しいモノはまだ手に入っていないという渇望感

何かが上手くいっていないという心のザラザラ感

現状の自分への不満

 

さまざまな感情が渦のように巻き上がる感覚は、とても辛いもの。こんな無駄なもの溜め込んでるの?なんて軽々しく言えません。

共有の意義はモノだけではない

 

誰かにとって大切なものが、他人には不要なのと同じように、

捨てられないものも、捨てられない理由も人それぞれ。

 

ストレスや遺伝、病気、トラウマ、環境、収入…

生前整理、親の介護で実家住まい、でもまともに住める部屋がない…

第3者からは想像もつかない悩みを抱える人も多い世の中です。

 

モノを手放すことの開放感や気持ち良さを知った後は

「捨てられない」への理解も深める。

 

シンプルな暮らしを実践する人こそ、

過去の経験から他者の状況を理解し、関心を示し、

そうした複雑な問題を共有していけたら…

 

それは、単にモノをシェアする以上に

意義のあることではないかと思います。