LEAN STYLE in NY 〜リーンスタイル in NY〜

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モテとファッションと本当の自分〜手段は変えても目的は諦めない〜

モテとファッション

経沢香保子さんの『すべての女は、自由である。』という本の中で、思わず頷くフレーズがあった。 

私が気になっているのは、彼女たちが「婚活市場ではこうするとモテる」とされる情報を鵜呑みにして、本来のキャラや魅力、目指すものを無理に曲げていることだ。

ドキっとする一文。まさにこんな時代あった、私にも。

 

これは、心地よい人間関係の築き方について書かれてある章で、モテやファッションは本筋ではないのだけれど、共感できる文が続く。

ボーイッシュなファッションが好きなのに、男性ウケする白ワンピを着てみたり、ゆるふわキャラを演じてみたり…明らかに軸がブレている。

 

そんな状態で一度でも簡単に「成果」が出ると、自分を曲げることがクセになる。でも、違う自分を演じるのには限界があり、決して長続きはしない。結婚生活は永遠の高め合いなのだから。

 

 

私の20代は、この自分の軸のなさのせいでファッション迷子や、お買い物中毒に陥っていた。いつも「なぜ自分には芯の通った軸がないんだろう…」と嘆く毎日。

 

いろんな系統の服やブランドを着ては、何が似合うのかわからず、本当の自分が何なのかもわからなかった。

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手段を諦めても目的を諦めない

「美人なら、男ウケの良い服を着ないと損。」

「頭が良いんだから良い大学に入らないと勿体無い。」

「良い大学を出たんなら、良い会社に入った方が得。」

 

みんなそうしてる、それが一番生きやすい等々。どれもよくある話。

 

確かに無理に辛いフィールドで戦うよりも、自分の持って生まれた才能や特技を活かして、無駄な苦労をしないという戦略はとても有効だ。

極端なことを言えば、勝ちたいから努力をするよりも、さしたる努力をすることなく勝ってしまうというフィールドを探す方が、間違いなく勝率は上がる。(為末大「諦める力)

モテにもオシャレにも同じことは言える。体格や体型を生かす方が得なのは明らかだ。

 

でも、これには明確なビジョンが必要で、単に流されるのとは違う。為末さんも先の文で言いたいことは、勝負そのものを放棄するのではなく、手段は変えても目的をあきらめないことが大切と言っていた。

 ファッションの先の目的

話を経沢さんに戻すと、つまり「本当の自分や目指すものを曲げること」にはいつか限界がくるのではないかということ。それは目先の手段としては有効かもしれないけれど、本来の目的に本当に近づくことなのか?という疑問を呈しているのだと思う。

 

クローゼット診断をしていても「似合う服と好きな服が違うんです…」という悩みは多い。ちょうど良いバランスで折り合いをつけることが、いかに難しいかと気付かされる。

 

自分に自信のない人ほど、一つの成功体験であっさりと自分を曲げる癖がついてしまう。…というのは私の持論ですが、なぜそう思うのかと言われると昔の私がそうでした、としか言いようがない。

 

今の私はモテとは無縁のスタイルですが、ファッションでも仕事でもなんでも「手段なのか目的なのか」はブレてはいけない大事なところ、と時々自分に言い聞かせる場面がある。

 

色んなものを手放して、今ある服、モノ、人間関係、周りを見渡して感じるのは、どんなに無理をしても私は自分を曲げられず、好きなものしか残っていないということ。

 

私は、そんな沢山の好きなものに囲まれていることこそ、「人生最高のモテ」と思うことにしたい。